ようやくクリアしました。ゼイゼイ……。ラストダンジョンは、あまりの複雑さと長さ、退屈さではっきり言って挫折しようかと思いましたが、中断に中断を重ねてやっとクリア。一度敗北したダルダンティスもコツを掴めば楽勝で、エリクサー一瓶使っただけで撃破しました。ひょっとしたらエリクサーを使わなくても勝てたかもしれません。
さて、ダルダンティスを倒した後にはもう一捻りあって、魔法を生み出す女神・クレーネの「望みを何でも叶えてやろう」という申し出に対し、「何も必要としない。人は魔法に頼らなくても生きていける!自分たちの努力で未来を切り開かなければならないのだ!」と反論するアリオス。おいおい、魔法が使えなくなって物凄く不便になった人もいるのに、彼らをあっさり斬り捨てるような返事をしても良いのか?
するとクレーネ逆上。「ならば、この強大な力を身をもって知るが良い!」魔法を生み出すクレーネジュエルを使って攻撃してきますが、アリオスと仲間たちがクレーネジュエルを破壊します。これで、この世界から魔法が消滅したわけですが、それなら魔法使いを生業にしていた人とか、今まで魔法を使って生活してきた人々は一体……?「それほど混乱は起こらないでしょう」とヌース@塩沢兼人。いや、かなり混乱すると思うぞ。まあ、これも人間たちの未来の新たな第一歩として。
そして、ドラゴンスレイヤーもその役割を果たし、乗り移っていたソフィアが姿を現す。アリオスの嬉しそうな顔。しかし、若い娘が一糸纏わぬ姿(つまりスッポンポン)で登場については皆さんスルーですか?またまたピュラーがやきもち妬きそう?
何はともあれ、クリアまで時間の掛かった作品でした。PCエンジンの頃を含めると10年以上になるのか。PCエンジンで遊んでいたときには最後のダンジョンで挫折してしまったけれど、今こうして決着を着けることができ安堵しています。今のRPGに比べたら、お使いイベントばかりだし、時間の概念が逆に縛りを設けていて無駄に時間を過ごすようなテンポの悪い面もありましたが、ゲーム自体ストレス無く遊べたわけですし、感想としては特に悪い印象を持っているわけではありません。やはり良作ゲーだな、と。
しばらくしたら、続編の『風の伝説ザナドゥ2』もプレイしたいですね。こちらは全くの未プレイだから、予備知識も無く非常に興味があります。楽しみです。