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日本の片隅でひっそりと暮らすおじさんが書くブログ

ルパン三世PARTIII 第19話「裏切りの荒野を走れ」

umikaze2006-10-03

脚本:大川俊道 絵コンテ・演出:こだま兼嗣 作画監督神村幸子

珍しく不二子と組んだ次元は刑務所でセクシーな陽動作戦。その隙に投獄されているパーカーを脱獄させる。パーカーは昔ルパンを裏切り時価数億と言われるお宝を独り占めするため隠してしまったのだ。巧妙な罠でパーカーからお宝の隠し場所を聞き出すルパンたち。早速現場へ向かうルパンと次元だがその隠し場所は実は嘘。一方、巨乳と色気でパーカーを誘惑した不二子はルパンを裏切り共に宝の在り処へと向かうが、更にパーカーに裏切られる。しかし、嘘の場所だと最初から気付いていたルパンと次元が登場し本物のお宝はゲット。不二子の裏切りも想定の範囲内だったのだ。用心深いパーカーはロケットランチャーでルパンを狙う。更には銭形警部の猛追跡とダブルパンチだが、頭脳的作戦でパーカーと銭形を振り切ることに成功。さて金庫の中身はと言うと一見ただの漬物石。「数億円ともなると、ちょっと見ただけだと値打ちは分かんないもんさ」のルパンの言葉に安心した不二子は「じゃあこれは私のモノね」と最後の最後で本当に裏切っちゃう不二子さん。しかし彼女が抱いていったのは無価値の漬物石。「驚くだろうぜ。数億円の価値があるのはこの金庫そのものだ、って知ったらな」とルパンと次元は最初から不二子を裏切り本物のお宝を頂戴したのだった。

ルパン三世で「裏切り」と言えば峰不二子。今回は不二子主役編と言っても良いくらい不二子さんが頑張っています。不二子の「裏切り」と「色気」という魅力を、可愛さの表現にベクトルを向けた神村作画が存分に引き出している不二子ファン必見の回と言えるかも。おかげでキャプチャー枚数も80枚を越えました。まず冒頭、陽動作戦のため刑務所でセクシーダンスを披露するのだが、あまりの美しさと色気により囚人が暴動。触る抱き着く、やがて上着は全て剥ぎ取られ、おっぱい乳首丸出しパンツ一枚で悪戦苦闘。これには次元も「ちぇ、だらしがねえ。大の男が手玉に取られやがって」と呆れ顔。早く助けてくれない次元に怒りゲージ満タンだった不二子さん、金庫の隠し場所で遂に次元と激突。つるはしを手にする次元に対して「あーら、銃なんか振り回しているよりよっぽど似合うわよ?」「何だと!?胸がでかいだけの欲張り女!」「何よ!刑務所で人の裸チラチラ見ててムッツリスケベ!」「へっ!誰が見るか。目が腐るぜ」「元から腐ってんじゃないの!?」と口論開始。次元と不二子の相性の悪さをここで再確認に至る。ルパンを裏切ったと見せかけてパーカーを裏切り作戦大成功で、今回はチームワーク抜群かと思いきや、最後の最後でちゃっかり本当に裏切る不二子さんがやっぱりカワイイ。しかし本当のお宝は金庫そのものだった、というオチを知らない不二子さん。本物の『漬物石』を抱えていずこへ?「お宝が○○だと思ったら実は●●だった」のどんでん返しはどことなくテレスペのオチを思い起こさせるが、レギュラー放送では脱力感も無くむしろ心地よさを感じた。最後に不二子さんが裏切る時のセーラーファッションはこの回オリジナル。16話に続き神村幸子の衣装に対するセンスの良さが光るが、神村担当回は今回で最後なのが悲しい。個人的趣味だと、漬物石を抱いて微笑む不二子が一番好きです。冒頭のダンスシーンはこだま兼嗣神村幸子の二人が相当頑張ったようで、一コマ一コマはあまり綺麗な作画ではないのだけれど「繋げて魅せる」ことを前提にポージングや動き、表情なんかに非常に気を遣っていて好感が持てる。クビレとか凄いことになってるし。パーカー役には星一徹が代表作である大御所・加藤精三。「○○は嫌いだー」が口癖の変人悪党で、相当用心深い男として描かれている。今回、五右ェ門はお休み。


特別に今回だけオマケ

ルパン三世 PARTIII Disc.4 [DVD]

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