最新鋭のメカばかり47体が行方不明となる事件が発生。メガノイドの仕業だと看破した万丈は最新鋭旅客機「イーグラム」の初フライトにビューティを潜入させた。
海賊船を模した「デスバトル」によってイーグラムを拿捕するコマンダー・ベンメル。駆けつけたダイターンにも食指を伸ばし、捕らえたまま基地へ。ダイターンをミニチュアにしようと企むも、ビューティの活躍で危機を脱出。ベンメルを撃破する。
「人間を捕らえメガボーグにする」というメガノイドの野望よりも、自身のコレクションの充実を目指すコマンダー・ベンメル。ドン・ザウサーに忠実ではないその姿に、部下であるガスマンは苛立ちを募らせ、ついには反旗を翻すも、メガボーグとなったベンメルによって殺される。ここで、メガノイドにも上下関係等における人間的な不満や苛立ちが少なからず存在する、ということを描いている。「人間を越えたスーパー人間」がメガノイドのはずだが、結局のところ大部分は人間と同じ……ということか。
さて、今回初めてダイターンが「ダイタンク」に変形。多少の砲撃などは物ともしない強靭ぶりを発揮する。ベンメル役には星一徹でお馴染み、加藤精三を迎えた。作画監督と原画を兼任するのは、タツノコ作品には欠かせない中心的人物である加藤茂。
スタッフ
脚本 | 荒木芳久 |
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絵コンテ | 広川和之 |
演出 | 広川和之 |
作画監督/原画 | 加藤茂 |
作画 | 青山純子/大野文子/柏田涼子 |
美術 | メカマン |
背景 | アート・テイクワン |
動画チェック | 柏田智子 |
仕上 | ディーン*1/満江敬雄/後藤ひとみ |
特殊効果 | 土井通明 |
タイトル | 多々良正春 |
撮影 | 旭プロダクション |
編集 | 鶴渕友彰 |
現像 | 東京現像所 |
音響監督 | 松浦典良 |
効果 | 松田昭彦 |
整音 | オーディオ・プランニングU |
録音 | 整音スタジオ |
制作進行 | 草刈忠良 |
設定制作 | 鶴見和一 |
アシスタントプロデューサー | 神田豊 |
制作 | 名古屋テレビ*2/創通エージェンシー/日本サンライズ*3 |
次回予告
都市の破壊を繰り返す謎の飛行物体の発進基地。そこにトッポたちは見た、新たなコマンダー・デスサンダーの秘密を。父を奪われた怒りをメガノイドに叩きつけろ!次回、無敵鋼人ダイターン3「太陽は我にあり」カムヒア!