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日本の片隅でひっそりと暮らすおじさんが書くブログ

FFXII レヴァナント・ウイング 1

ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング

珍しく(?)Amazonから発売日当日に届いたので早速プレイ。キャラクターはFFXIIに比べるとかなり印象が変わっていて、こちらのほうが親しみやすい顔になっている。パンネロは衣装や髪型も変わって大人っぽくなったけど、ヴァンはそのまま、って感じ。あらすじと今のところの感想は以下のとおり。

あらすじ

バルフレアにくっ付いて「見習い空賊」をしていたヴァンとパンネロは、「永遠に繋がる」といわれる秘宝を手に入れる。その後飛空艇を失ってしまったヴァンだけど、突然舞い降りた飛空艇「ベイルージュ」の主となり、新たな舞台である遥か天空の世界「レムレース」へと冒険をすることになる。トマジやカイツ、フィロといったラバナスタでの仲間、そしてバッガモナン(!)も加わるのだが、レムレースにはイヴァリースには存在しない有翼人「エグル族」がいた。エグル族の少年「リュド」を助けたヴァンたちは、リュドから今回の事件について聞く。

  • イヴァリースで強大なミストの放出があったため、レムレースの結界が破れたこと。
  • 結界が破れたことにより、イヴァリースの空賊が押しかけレムレース各地を荒らしていること。
  • 空賊の目的は「聖石」。これがあれば幻獣を呼び出せる。ヴァンの持っている「グレバドスの秘宝」も聖石の一つらしい。
  • 聖石を使って魔物たちを召還。この魔物たちは幻獣であり、呼び出した者たちを戦いに使役することができる。レムレースでの代表的な戦い方。

同じ空賊として空賊の蛮行を放っておけないヴァン。トマジの協力でバッガモナンさえも手なずけて空賊の一掃を決意。懲らしめた空賊のうちの一人から

  • 外道の空賊を束ねるのは「翼のジャッジ」と呼ばれる胡散臭い人物。「全てを裁く」などと言った怪しい野望を持つ。
  • 「ジャッジ」を名乗ってはいるが、帝国の人間ではない。

といった情報を入手。ヴァンたちはレムレースで起こっている事件を調査するとともに、空賊からレムレースを守るため旅をする。

感想

RPGと言ってもどちらかと言えばSRPGって感じで、リアルタイムで部隊を動かしていくタイプ。で、何かに似ているなー、と思っていたら、『ラングリッサーIII』だった。結構瞬時に状況判断を迫られることがあるんで、なかなか忙しいゲーム。戦闘は3すくみになっていて、「近接キャラは飛行キャラに弱くて、飛行キャラは間接キャラに弱くて、間接キャラは近接キャラに弱い」という、これもラングリッサー的要素が反映されている。更に、リーダーと傭兵の関係である「リーダーと魔物(の召還)」という形で表現されていて、それぞれの相性を考慮しながら戦っていく……というのがゲームシステム。パンネロは回復ユニットなので、味方を回復することしかしないらしい。『FFXII』ではパンネロに黒魔法をバンバン使わせていたので、個人的にはちょっと違和感だったな〜。まあ、それはゲームシステムが違うのでどうでもいいことなんだけど。後はミッションに入る前に敵の陣営と魔物の確認をして、敵を撃破するために相性の良い魔物を召還するよう選択したり、装備品を変えたり……なんてことをやる。

SRPGに慣れ親しんだ人なら、すぐに入り込んでいけると思う。ただ、俺は今のところ結構苦戦しながらやっていて、システム回りをまだ完全に把握していない(序盤なのでいたし方ないか)のと、割と敵の攻撃が激しかったりするんで、地道なレベル上げが必要なゲームなのかもしれない。プレイ時間は結構長くなりそう。ちなみに、音楽は『FFXII』で使われたものをそのまま流用しているケースが多いので、『FFXII』をやり込んだ人には懐かしさがこみ上げるかもしれない。名曲多いしね。