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工業都市デリアが蒸発。メガノイドの影が。デリアに残っていた兵器の残骸から「太陽エネルギー研究所」が怪しいと睨む万丈。メガボーグ・デスサンダーが開発した太陽光線に苦戦するも撃破。捕らわれの少年・ピノを助ける。デスサンダーは、果たして本当にピノの父親だったのか……?
トッポの友達、ピノの父親は「太陽エネルギー研究所」の所長であったが、研究所はメガノイドの基地にされていた。ピノの前に「メガノイド」として現れる所長。ピノはその現実を拒むのだが……。
強大な太陽エネルギーを使った超兵器に大苦戦の万丈。本来ならザコである戦闘機・ガルボ相手にダイターンを繰り出す始末。なお、このアイデアは、次作品である『機動戦士ガンダム』に登場する「ソーラシステム」や「ソーラレイ」に繋がっていく。さすがのダイターンも溶かされてしまいかねない超高温下での戦闘だが、敵方の自滅により勝機を見出す。ギャリソン時田の的確なナビゲートも勝因の一つか。
戦闘に巻き込まれたピノを庇うデスサンダー。父親としての愛情であろうか。しかし、研究所を乗っ取ったことに肯定の意を示すやりとりなどもあり、「(ピノの父親である)所長がメガノイドに賛同しデスサンダーとなった」のか、「デスサンダーが研究所を乗っ取り、本物の所長を殺害し成りすました」のかは、はっきりと描かれてはいない。ピノは後者を結論として思い込み、メガノイドに対しての憎しみを確認するのだが、仮に前者だったとしたら、「人間を越えた人間」であるメガノイドにも「子を想う親の気持ち」という人間らしさが残っていることが証明されることとなる。
セリフ
ビューティ「不死身の万丈を助ける美女二人……なんちゃって」
ピノ「あのメガボーグ・デスサンダーも俺の親父じゃないんだ。俺の親父は、メガノイドに騙されて、どこかに連れて行かれてしまったんだ。俺は大きくなったら強い男になって、メガノイドと戦う。絶対に。あのダイターンみたいに、俺は戦うぞ!」
スタッフ
脚本 | 荒木芳久 |
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絵コンテ | 斧谷稔*2 |
演出 | 貞光紳也 |
作画監督 | 中村一夫 |
作画 | 西城明*3/醍醐芳晴/斉藤隆/板野方子 |
美術 | メカマン |
背景 | アート・テイクワン |
動画チェック | 柏田智子 |
仕上 | シャフト/古安多恵子/長谷川悦子 |
特殊効果 | 田崎正夫 |
タイトル | 多々良正春 |
撮影 | 旭プロダクション |
編集 | 鶴渕友彰 |
現像 | 東京現像所 |
音響監督 | 松浦典良 |
効果 | 松田昭彦 |
整音 | オーディオ・プランニングU |
録音 | 整音スタジオ |
制作進行 | 池内義幸 |
設定制作 | 鶴見和一 |
アシスタントプロデューサー | 神田豊 |
制作 | 名古屋テレビ*4/創通エージェンシー/日本サンライズ*5 |
次回予告
巨大なバリヤーが一つの村を人々と共に覆ってしまう。閉じ込められた万丈とビューティは赤ちゃんを手に脱出を開始する。行く手を塞ぐ巨大な手の正体は何だ!?次回、無敵鋼人ダイターン3「赤ちゃん危機一髪」に、カムヒア!