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日本の片隅でひっそりと暮らすおじさんが書くブログ

『CLUBスカパー!7月号』山寺宏一インタビュー

山寺宏一が『シティーハンター』出演時の頃について言及していたので、記録しておく。

若い頃に『シティーハンター』に出てたときは、役が決まってなかったんですよ。番組レギュラーって形で、スタジオに行ってその場で言われた役をやるっていう。だから、ひと言、ふた言だけの役を5役、6役やることもあって。

サブキャラでちょっとニヒルな二枚目なんかをやると、ファンレターをいただいたり、アニメ雑誌で取り上げていただいたりしたんです。自分が載った雑誌を持ち歩いて人に見せたりしてましたね。いま考えると愚かな行為だけど(笑)。うれしかったです。活字になったり、写真が雑誌に出るってことは。声優ってそんな扱いはないと思っていたので。最初は緊張しましたよ。でもね、アニメの録音の現場って、すごくアットホームなんです。すごく先輩たちが後輩の面倒を見てくれて。きびしさもあるんだけど、やさしいんです。ご飯食べさせてくれたり、アドバイスしてくれた。ほんとに勉強になりました」


(『CLUBスカパー!7月号』シリーズ企画 テレビの時間 第18回「山寺宏一 〜千の声を操る声優のトップランナー」より)

梁田清之茶風林神代知衣らと一緒に、毎回のように名も無い脇役で『シティーハンター』に出演していた山寺宏一。「サブキャラでちょっとニヒルな二枚目」というのは『シティーハンター2』の1話〜4話まで登場した殺し屋「銀狐」役のことだろうか。