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日本の片隅でひっそりと暮らすおじさんが書くブログ

FFXII レヴァナント・ウイング 5

パラミナ大峡谷、クレバドス遺跡を経てミディアの居場所を掴んだヴァンたち。彼女は迫害されたフォル・ヴィエラがひっそりと暮らすローダ火山へ向かい、なんと同種族であるフォル・ヴィエラたちを斬殺するという凶行に出た。ヴァンやパンネロの説得にも動じず、カオスを召還して抵抗を試みるミディア。カオスを倒しても「翼のジャッジ」ことミディアが現れるため用心したい。

ミディアは心を失ってはいなかった。それは、ウィリスの事を想い続けていたからだ。ローダ火山からラバナスタへとやってきたミディアは、ウィリスの実直さに心を惹かれていった。しかし、恋人となったウィリスがナルビナ戦役へと志願し、やがて帰って来なかったことを知ったとき、心に大きな穴が開いた。その時、母親から貰った書物……恐らくは、フォル・ヴィエラのルーツが書かれていたものであろうが、それを手にし、クレバドス遺跡に赴きフォルサノスの存在を知った。その時彼女は、フォルサノスを父親と感じ心を預けてしまった。フォルサノスはその心と感情を自らの復讐のために利用したのだ。

そもそもフォルサノスは、地上にいた当時のエグル族の長であった。ヴィエラとも結婚し、子供もいた。それが、今のフォル・ヴィエラだ。しかし、エグルがオキューリアに反発し遥か上空……つまりはレムレースへと追放されるとき、翼の無い家族を地上に残し、代わりに秘宝を残した。「クレバドスの秘宝」だ。これこそ、地上に残った者たちが、レムレースへと向うことが出来る方法だったのだ。

様々な事実がヴァンたちを駆け巡る中、フォルサノスの居城である「失われた時の城」への道が開いた。最終決戦の日は近い。