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日本の片隅でひっそりと暮らすおじさんが書くブログ

青木悠三(青木雄三)の仕事

d:id:takeshitoさんが以前『とんでモン・ペ』のOPアニメーションについて少しお話されていて、見たいなーって思っていたものがニコニコ動画に上がっていました。

まず『とんでモン・ペ』のOPと第一期EDアニメーション。色の使い方や画面の構図、キャラクターの線の緩やかさなど明らかに青木悠三の仕事と分かります。作画もやっているのかな。車好きだからちゃんと車も登場させているし、ヒヨコにネコが襲い掛かりバケツを被せ、今度はネコがモンペにバケツを被せられて最後にモップで殴られる一連のアクションとポージングなんて、本当に青木アニメって感じで素晴らしいです。青木好きにはたまらない。

これはどれもが青木悠三が係わっているものだけれど、青木悠三ってこういう表情や動きを使うのが好きだよなー、っていつも思います。あと、独特の足のクロスですね。ズッコケシーンでたまに使われるんですが、これは機会があればまたご紹介したいと思います。

ちょっと分からないのが第二期EDアニメーション。背景の星の形や、ぺーちゃんが追いかける蝶なんかは青木っぽいタッチなんだけど、3:02からのぺーちゃんを中心に固定させて背景を3回変えるところとか、あまり青木っぽさを感じられない。そして何よりぺーちゃんのタッチ自体に…神村幸子っぽい独特のものを感じるんですよね。これはこだま兼嗣青木悠三共同?)演出、神村幸子作画(スタジオいるかの仕事)だと睨んでいます。いかがでしょうか。

次に『忍者マン一平』のOPとEDアニメーション(3:30〜)。OP演出は青木悠三だと思う。EDは分からない。っていうか、ここでもいきなり星使ってる。歌詞の中に「星」があることを考えてのこと?一平たちがラインダンスをしている上で流れる生き物のアニメーションとか青木悠三っぽいかなあ。雰囲気出ているんだけども。

それに、↑こんな感じの魚が泳いでいません?

でも『忍者マン一平』自体に青木悠三は参加していないんですよねえ…。より詳しくお分かりになる方、補足をお願いします。

しかし…関係ないけどこの『忍者マン一平』というアニメからはなぜか「カルチャーブレーン」臭がするんだよな…どういうわけか『スーパーチャイニーズ』を思い出す。

余談。19:58からの「映画化実現の会」スタッフですが、これ、7年くらい前に中京テレビの深夜に再放送していたときにも普通に流れていました。