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日本の片隅でひっそりと暮らすおじさんが書くブログ

FF7Rをプレイした

昨日の朝にツイッターをチェックしていたら、突然飛び込んできたこのツイート。

え、FF7Rの体験版が公開されたんだ!えらい急だなー、と思いつつも、仕事から帰宅してプレイ。

そもそも、最初の予定では2020年3月3日に発売予定だったものが、今は4月10日発売予定に延期になってしまっているわけで、本来なら今製品版を遊べるところなんだけど、とりあえずは体験版でお茶を濁していただいて、来月の本編をお楽しみくださいって感じなのだろうか。

オープニング

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オープニングタイトル画面。タイトルバックは、神羅カンパニーが所有する壱番魔晄炉を見上げるクラウドの姿。もちろん、製品版では違うタイトルバックになっていることだろう。

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ゲームを開始するとムービーがはじまり、ミッドガルの片隅で花を売るエアリスの姿が映る。パイプから漏れ出す魔晄を寂し気に見つめる彼女。

その後はミッドガルの全景が映り、タイトルが表示。

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壱番魔晄炉爆破作戦

オリジナルでもオープニングダンジョンとして登場した「壱番魔晄炉爆破作戦」。話の流れは同じだが、さすがにムービーの演出や描写は当時とは雲泥の差である。

ホームに入る列車に身を隠す金髪の青年。ホームに着いた列車から数名の男女が飛び降りると、警備兵をなぎ倒し進んでいく。反神羅組織の「アバランチ」が、神羅カンパニー所有の壱番魔晄炉の爆破計画を決行。今回の作戦に参加するメンバーは、

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バレット
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ビッグス(右)
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ウェッジ
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ジェシー

この4人の用心棒として、神羅カンパニーの元ソルジャー・クラウドが雇われる。

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クラウド

途中、いくつかのチェックポイントで警備兵や警備ロボットと戦闘を行うのだけど、オリジナルのようなコマンド型の戦闘ではなくアクション型の戦闘で、割と反射神経なんかも求められる。

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途中でバレットがパーティーインし、戦う相手に合わせて交代しながら進んでいく。バレットは腕にガトリングガンを仕込んでいるので、クラウドでは届かないような高い位置にいる敵に向けて銃撃を行うことが可能。また、この時点では貴重な魔法「サンダー」「ケアル」を習得している。

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この作品のバレットはやけにテンションが高く、まるで叫ぶように話したりと落ち着きがない。魔晄炉が星のエネルギー(ライフストリーム)を吸い上げていることへの怒りを表現するシーンがあるが、あまりにも突飛で、これにはジェシーも少々あきれ顔。クラウドはクールに「医者にいけ」と冷たく突き放す。

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壱番魔晄炉の最深部へ到達。アバランチの行動の一部始終を、神羅カンパニーのプレジデントとハイデッカーが監視する。

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魔晄炉に爆弾をセットするが、その直後にクラウドとバレットをガードスコーピオンが強襲する。

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ガードスコーピオン

ダメージを与えていくたびに戦闘スタイルが変化。バリアを張って被ダメージを下げたり、壁に張り付いてからミサイルを撃ち込んできたり。バリアを張っているときはバリアのコアがあるので、そこにダメージを与えるとバリアを消滅させることが可能。魔法で狙っていくと良い。

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リミット技の「凶斬り」が使えるようになってくるのだけど、あまりインパクトを感じなかった。もう少し演出が派手でも良いような。

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ダメージを与え続けていくと、大ダメージを与えてくるテイルレーザーの攻撃が増える。これは落下してきた瓦礫に身を隠すと防ぐことができる。発射後はわずかに隙があるので、そこを突いてダメージを与えていく。最初のボス戦ということを考えると、こういうアクション要素が今後もっとシビアなタインミングで必要になりますよ、ということなのかもしれない。

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操作に慣れないまま戦うと、かなり苦戦をするんじゃないかと思うガードスコーピオン。でも、倒せないレベルじゃないし、途中できちんとポーションとエーテルを取っていれば、回復も問題ないと思う。バレットのサンダーは重要な魔法なので、エーテルでバレットのMP回復を意識すれば勝てるはず。

ガードスコーピオンを倒した後は、セットした爆弾が爆発するまでに魔晄炉からの脱出を試みるシーンに。僕はヘタレなので30分でセットしましたが、20分でも十分だと思う。途中、もちろん脱出を阻むために敵が襲ってくるのだけど、「戦闘員」という敵が結構厄介だった。動きが素早く連続攻撃を仕掛けてくる。今後は、こういう敵も出てきますよ、という意味での予行演習みたいなものなんだろうな。

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クラウドとアバランチは魔晄炉から無事脱出し、壱番魔晄炉は大爆発を起こす。実はアバランチが仕掛けた爆弾では破壊力が足りず、神羅が壱番魔晄炉を爆破する形での結末だったが、これには何の意図があるのか…というところで体験版はおしまい。

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プレイした感想

ゆっくり遊んでも、大体一時間くらいのプレイだったと思う。従来のFF式コマンド型RPGではなく、アクションRPGの要素を盛り込んだ操作性となっている。最近のアクションRPGをプレイしている人たちなら、十分馴染めるのではないだろうか。ただ、キャラを動かす操作感は、イースIXあたりと比べてしまうと少し硬い。これは慣れだとは思うけどね。

周囲を敵に囲まれてしまうと、咄嗟にカメラワークで周囲確認をして適切な行動を行う必要があり、これが結構おじさん(おばさん)には大変だったりする。バレットのキャラ特性である「遠距離攻撃」に対応させるための、遠距離設置型の敵や、空中浮遊型で動き回る敵などがいるので、「さっきの敵はどこへ行った?」みたいな索敵をこまめに行わないと、死角からどんどんダメージを受けることになり、知らない間にHPが減っている…という状況にもなりかねない。ロックオンをすることもできるのだけど、それだとロックオンした敵に対してのみ正面に立つことになるので、やたら動き回る敵にロックオンをすると、今度は周りの敵を見ることができなくなってしまいがち。当時オリジナルを遊んでいた世代も、今や結構なお年になっている人が多いと思うので、動きの速い反応速度に慣れるまでちょっと時間がかかるかもしれない。

アイテムや魔法をつかうときには、〇ボタンでウインドウを呼び出しコマンド選択を行う際に一時停止ができるので、落ち着いて選択することが可能。ポーションやエーテルなどのアイテム使用についても、ショートカットキーを設定することができるので臨機応変に対応できそう。

今回はクラウドとバレットの操作のみだけど、今後仲間が増えてきたときにどういう操作ができるのかが楽しみになる体験版だった。4月発売予定の製品版では、少なくともティファまでは使えると思うので、この戦闘システムでティファの操作感を試してはみたい。