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日本の片隅でひっそりと暮らすおじさんが書くブログ

派遣社員なので毎日会社へ出社していた

togetter.com

新型コロナウイルスの影響で、政府が不要不急の外出を控えるよう国民に訴えかけたり、企業が在宅ワークへの切り替えを進めたりする中、僕が働く派遣先企業でも在宅ワークの準備が整い、正社員は順次在宅ワークへと切り替えている。

そこには僕と同じ立場の派遣社員も働いているのだけど、派遣社員は毎日元気に出社しております。マスクをつけずに電車に乗り、出社している人もおります。僕も派遣社員の一員だけど、毎日出社しています。もうすぐマスクがなくなります。

そんな状況の中、派遣元企業から連絡があった。派遣先企業(派遣元と同じグループ企業)と話し合って在宅勤務に関するガイドラインを作ったらしく、営業担当から説明を受けた。他の派遣先に派遣されている派遣社員の中には、派遣先の意向により在宅勤務に切り替わった人もいるみたいだが、僕が働く派遣先の勤務については、在宅勤務はできないという結論となった。

なぜできないのか。

今行っている業務は専用のシステムを介して行うもので、自宅のネット環境からはシステムにアクセスする権限がなく、作業を進めることができないからというのが理由だそうだ。また、年度末の業務を急ピッチで進めている最中、誰かが事務所にいないと対応できないのは困るという問題もあるらしい。

もうどうしようもないよね、そういうの。社内の独自システムを使っている以上、社外の社員(=派遣会社の社員)が家庭環境からアクセスするための権限を付与し、仕組みを整えるためにはいろいろ手続きとか必要だと思うし、そもそも残り20日程度の業務のためだけにそんなことが許可されるとは到底思えない。

ちなみにガイドラインには、「37度以上の発熱」「悪寒・倦怠感・息苦しさがある場合」「その他自身で異常を感じる場合」は欠勤するようにとある。実は、僕は今朝から喉の激痛(焼けるような痛み)と悪寒(肩甲骨あたりを中心にした悪寒)と倦怠感があって、体調はすこぶる悪い。この場合の対処として、ガイドラインには「派遣先の上長に報告の上で自宅療養」ってあるんだけど、年度末の業務でピリピリしている上長にそんなこと怖くて言えないし、来週からも業務が立て込んでいるので上長から休みの許可が出るなんて到底思えない。ちなみに、一緒に派遣で働いている人(3月末で契約終了)が、3月中に「就職活動のため面接に行きたいからどこかで一日だけ休みをください」って相談をしたら即断られたそうだ。一応、この場合の欠勤に対する給与保障はあるみたいなので、例え奇跡的に休めたとしても給与が減らされることはないようだが。

今、僕がやっている作業自体はofiice系ソフトを使った資料作りがメインで、実際のところ専用システムを使って頻繁に何かをする…という業務は行っていない。行ったとしても全体のうちの1割にも満たない程度なので、ごり押しすれば在宅勤務ができないわけではない。

とりあえず日曜日の体調も様子見だけど、多分喉の痛みは消えないだろう。そして、もっと体調が悪化したとしても、恐らく月曜日には出社していることだろう。

心臓にたくさん毛が生えてこないかな。