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日本の片隅でひっそりと暮らすおじさんが書くブログ

引きこもっていてもお腹は空くしお金は出ていく

このゴールデンウィークも引きこもり続けて、毎日部屋でゴロゴロするだけで終わってしまいそうです。ゴールデンウィーク前には、やりたいこととか、やらなきゃいけないことをいろいろ考えていたんですが、結局実行できたのは10%にも満たない割合でした。この週末もゆっくりできそうですが、どうしてこう、仕事をしていない時間ってあっという間に過ぎていくのでしょうね。同じ24時間なのにね。人類永遠の謎だと思います。

ただ、引きこもってばかりでもお腹は空きます。お腹が空けば食料を買うためにお金がなくなります。実は、仕事へ行っているときよりも、休みで引きこもっているときのほうが、お金をたくさん使っているのではないかと思うんですよ。誰でも。

ずっと家にいてフラストレーションが溜まってくれば、お金を使ってスカっとしたい。何か美味しいものを取り寄せて食べてみたい。そういう欲求が生まれてくると思います。そこそこ蓄えがある、コロナ禍の影響を受けない業務で収入が確保されている、といった人であれば、そうした楽しみ方もできるのでしょうけど、例えば、

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お金を使って自分のストレスを軽減できないような人だと、こうやって他人にストレスをぶつけざるを得なくなります。そして、こういう人になってしまいそうな予備軍が、巷にたくさんいるのが今の日本だったりします。

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もうすでにこういった事件も起こり始めています。普段だったら、外に出て何かしら発散しているはずなのに、四六時中家にいるわけですから、家族関係のバランスが崩れてしまっているんですね。

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緊急事態措置が5月31日まで延長となりました。まだまだ、外出自粛の傾向が強まっています。政府が国民に、暗に「引きこもれ」と言っているわけですが、収入が途切れそうな人や、実際に途切れてしまった人は、これ以上引きこもっていてもどうにもならないわけです。引きこもっていてもお腹は空くし、お腹が空くんだからお金だって使います。

今後全国各地で現金10万円が給付されますが、それで皆さん乗り越えることなんてできるのでしょうか。追加の現金給付が必要なのではないか。これ以上政府が緊急事態措置を延長し続けるのであれば、2回目、3回目の現金給付が必要になってくる。そう思うのです。

当面の生活の足しにということで、まずはお金をばらまきました。これには、治安維持の意味も込められていると思いますが、1回だけの10万円では、治安維持の効果は薄いと思います。恐らくすぐに使い果たし、また更にフラストレーションが溜まっていく人が増えると思います。

引きこもれ、外出自粛、営業自粛、というのであれば、生活の更なる補償とセットにしてほしい、というのが個人的な思いです。