以前、僕が住む市の特別定額給付金支給のおおまかなスケジュールを記事にしたことがありました。
僕が住む市が実施する特別定額給付金は、5月11日に申請書郵送開始、5月13日から随時給付開始といったスケジュールだが、これも恐らくは中旬頃に配布される市の広報誌に合わせたスケジュールなのだと思う。
現金給付10万円 支給日のおおよその目安 - umikaze.blog
今、この記事を書いているのは5月15日ですが、実はもう特別定額給付金の10万円が、指定された口座に振り込まれています。
振り込まれるまでの流れですが、
- 5月11日に申請書が届く
- 5月11日の深夜に申請書を書き、添付書類(運転免許証のコピー、口座情報のコピー)を裏面に貼付して投函
- 5月15日午前に入金
こういった感じでした。
いよいよ現金10万円給付の申請申込書が届いた。早速明日投函してくることにしよう。
— うみかぜ (@umikazeblog) 2020年5月11日
市のアナウンスでは、「5月11日に申請書郵送開始」とあったので、僕はてっきり5月12日以降に申請書が届くものだと思ったら、5月11日に申請書が届いていて驚きました。早速、その日の深夜に申請書を記入。申請書に書く項目は至ってシンプルで、添付書類も「運転免許証のコピー」と「通帳の表紙を開いた口座情報が分かる部分のコピー」を、申請書の裏面に貼付するだけ。11日の夜に投函をしたので、恐らく13日に市役所へ到着し、確認作業を経て、15日に振り込まれるよう処理された、といったところでしょうか。
書類に不備があったらどうしようとか、確認の電話があるのかな?って思っていましたが、そんなことはなくスムーズに処理をしていただけたみたいです。これだけ処理が早かったのは予想外でしたが、人口が30万人未満の小さな市であることと、市が特別定額給付金の事務処理を専門で担う派遣社員を雇っていることが、処理が早い理由なのだと思います*1。
行政が行う事務処理ですから、綿密な確認作業は必須です。もし市役所が、従来どおりの人員だけで対応しているとしたら、必ず事務処理は遅れます。事務処理が遅れるということは、それだけ入金も遅れるということです。
11日時点で約1万件のオンライン申請があった品川区では、職員が連日、2人1組になって、申請内容と住民基本台帳の情報を照合している。不備がないか1件ずつ目視で確認し、振込先の銀行名や口座番号などに間違いがあれば修正。1日の処理は約100件が限度といい、同区の寺嶋清・特別定額給付金担当課長は「オンライン申請は手入力の項目が多く、ミスがあると支給までさらに時間がかかる」と話す。
東京都内でも「10万円」申請開始…支給日まちまち、募るいらだち(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
オンライン申請やオフライン申請を問わず、確認作業だけの単純な事務処理を「職員」がやるのか、それとも外部の「派遣社員」がやるのかで、処理速度は大きく変わってきます。今回のように緊急を要するものであれば、僕は派遣社員を使って迅速に対応するほうが良いと思っています。
市町によって人口は異なりますし、事務体制もそれぞれ違うと思いますが、特別定額給付金専門の事務体制をしっかり整えている市町であれば、申請から入金までの処理は非常に早いと思います。
なお、特別定額給付金で得られた10万円ですが、滞納していた家賃と光熱費に消えていきます。3月に雇い止めに遭い、4月下旬から働きだした関係で、5月はほとんど収入がない状況です。3月に働いた分も微々たる収入だったので、4月の支払いもいくつか滞納しているんですね。ですから、その滞納分に充てる予定です。それでも全然足りませんが。
10万円でほしいもの、たくさんあったんですけどね。僕は長年物欲を滾らせているので、お金さえ貰えばガンガン経済を回しますよ。もう一度くらい、全国民に10万円を給付してくれないですかねえ。
*1:パソナが時給1,700円で募集していました。