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日本の片隅でひっそりと暮らすおじさんが書くブログ

シティーハンター 第10話「危険な家庭教師? 女子高生に愛の手料理」

暴力団・竜神会の会長に嵌められた冴羽。娘の女子高生さやかのボディーガードを依頼される。スケバンでもあるさやかはある日ディスコで暴走族のヘッドにケガを負わせてしまい、その報復として手下に狙われているそうだが、どうも様子がおかしい。

さやかに疎まれながら家庭教師に扮しボディーガードを続けると、さやかの許婚である暴力団の二代目・寅吉の姿が。そこに竜神会の会長も現れた。竜神会の会長は寅吉の組と手を切り、冴羽を二代目に据える企みを込めての依頼だったのだ。キッパリと断りさやかの事をよく考えろと説く冴羽に、竜神会の会長、寅吉、そしてさやかまでもが惚れ込んでしまうのだった。

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美女と金で釣られてしまった冴羽。一週間で一億円を使い切った豪快さにも驚かされる。内田朝雄似で癖のある竜神会の会長に娘・さやかのボディーガードを依頼されてしまった冴羽。さやかは超美人女子高生。母親似であると信じたい。しかし筋金入りのスケバンで、付き合う連中も半端ではない。そのさやかを狙うのが対抗組織の暴力団の二代目である寅吉。いや、タイガー。クリリンみたいな顔をしている。とにかく日本的なヤクザが嫌いで、自分を含め組の若い衆に暴走族風のファッションをさせているのだが、これがどう見ても『北斗の拳』に登場するザコキャラである。

さやかの声は三田ゆう子。悪魔くんでありデイジィである。さやかのようなやさぐれた役柄にはまさに打ってつけ。寅吉の声は「ハヤト・コバヤシ」鈴木清信。原作では、確かこの後さやかが冴羽のアジトへ押しかけ女房に来るのだが、アニメ版ではそこまで語られず。

脚本は『西部警察』『ザ・ハングマン』『ベイシティ刑事』『あぶない刑事』『さすらい刑事旅情編』『科捜研の女』など刑事ドラマ、アクションドラマに数多くの代表作を持つ日暮裕一が担当。今後もコンスタントに執筆する。アニメでは『キャッツ・アイ』『怪盗セイント・テール』『人形草紙あやつり左近』など東京ムービー系作品を多く手がけている。柏原寛司、宮下隼一といった脚本家たちと共に仕事をすることが多い。

原作

「悪党には何もやるな!」「危険な家庭教師」「アンバランスギャング」

セリフ

香「使ったぁ!?一億を一週間で!?」

さやか「惚れたわ!家庭教師!」

次回予告

冴羽「あんなに女からの依頼嫌ってたお前が、この依頼受けるとはなあ」

香「へへへへ、女子高生なんて、まだケツが青いガキさ」

冴羽「甘いなあ、今の女子高生は発育が良いんだぜ?」

香「んむむむむ……」

冴羽「オマケに、かすみちゃんは”空飛ぶお尻”!もうワクワクしちゃってル〜ンルン♪」

香「黒いチューリップを取り戻したいんだろ?早く仕事せんかい!」

冴羽「だぁってかすみちゃんがレオタードに着替えてくんなきゃ僕ちゃん身が入んないもん!」

香「ゴチャゴチャ言うんじゃないの!」

冴羽「次回『レオタード美女は チューリップがお好き』」

香「お楽しみに!」

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キャスト

冴羽獠:神谷明/槇村香:伊倉一恵

さやか:三田ゆう子/竜神:田中康郎/寅吉:鈴木清信/牛次:笹岡繁蔵/組員:稲葉実/学生A:菅原正志/学生B:山寺宏一/スケ番A、美女:神代智恵*1/スケ番B:真柴摩利

スタッフ

脚本 日暮裕一
絵コンテ こだま兼嗣
演出 山口美浩
作画監督 北原健雄
原画 加瀬正広*2/逢坂浩司/野中幸/井上哲/浜川修二郎*3/荒木英樹/中谷マリ/はしもとしんじ*4/小森高博/三島美代子
動画 島田悌三/春日久美子/スタジオ・ダブ/スタジオ夢民/スタジオヴィクトリー/スタジオMAY
動画チェック 石井康雄
色指定 松本真司
仕上 スタジオ・ディーン/豊永真一/津茂谷知里/山本由美子/有田尚義
特効 千場豊(マリックス)
背景 獏プロダクション/本田修/本田利恵/中原英統/平田秀一/平川栄治/西村康浩/甕智恵子/服部一広
撮影 旭プロダクション/長谷川洋一/末弘孝史/福田寛/土岐浩司
編集 鶴渕映画
タイトル マキ・プロ
効果 松田昭彦(フィズサウンド)
整音 大城久典
音響制作 オーディオ・プランニング・ユー
録音スタジオ A・P・Uスタジオ
現像 東京現像所
設定 山本之文
制作助手 渡辺葉子/佐藤あさみ
制作進行 渡辺信一郎
文芸 外池省二
製作担当 望月真人



本ページの情報は2020年2月時点のものです。
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*1:神代知衣

*2:加瀬政広

*3:Shuzilow.HA

*4:橋本晋治