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日本の片隅でひっそりと暮らすおじさんが書くブログ

志摩市志摩町のあわび王国祭りへ行ってきた

umikaze2006-10-08


昨日の10月7日。志摩市志摩町和具漁港で開催された「あわび王国祭り」へ行ってきたよ。

天候は秋晴れの快晴で、風が強すぎるくらい気持ち良い中開催されました。「あわび王国まつり&2006みえ豊かな海づくり」と題され、地元の業者が出店する屋台が軒を連ね賑わう一方、県の幹部や県議会議員と子供達によるトラフグやヒラメ、カサゴなどの稚魚放流も行われ、三重の海の大切さや環境に対する啓発事業も同時に開催されました。

やっぱり祭りと言うだけあって午前中から物凄い人の数!伊勢えびやアワビの販売なども盛況で、県内外各地から訪れる観光客や地元の人たちで大勢賑わっていました。地元の子供達や婦人会の奥様方による踊りなども披露され、ビデオカメラを手に拍手を送る人たちでいっぱいでした。動画は、地元の奥様方が鳥羽一郎の「志摩半島」の曲にあわせて踊っているものです。地元を題材にした曲で地元の人たちが踊る。地域色が豊かに出ている催しですよね。

http://umikaze.s155.xrea.com/awabiodori.flv

稚魚の放流はこんな感じ↓ 県内のお偉いさん方や先生方と地元の子供たちが、海の環境保全と豊漁を願い稚魚を放流。

もう一つの目玉は「擬似潮かけ祭り」。本来7月に行われる「潮かけ祭り」の、豪快な潮かけの部分のみを再現したもの。漁船の乗組員同士が潮を掛け合う豪快なアトラクションが催されました。漁港で間近に見ていた人も、潮をかけられていましたよ。動画もありますので、雰囲気だけでもどうぞ(音はありません)。

http://umikaze.s155.xrea.com/awabishiokake.flv

さて、こういったお祭りでは、地元の業者さんが地元で獲れた魚介類などをお安く提供していることでも目を惹きます。アワビの塩辛など珍しい(?)ものまで。そんな中、志摩地方を中心に流行っているのがコレ。

方言Tシャツです。今年6月に発売されてからその注目度は非常に高く、志摩ではすれ違う人がこのTシャツを着ていることも多々あるほど地域への浸透を見せています。他にも「のお(=お前)だけやれ」「はざんてや」など様々な種類があり、その横には写真を見てのとおり小さく英訳されたものまで。いやあ、アイデアが凄い。実際、あわび王国祭りを運営しているスタッフはこの方言Tシャツを着ていましたし、やがては大きく地域振興に繋がっていくと思われるユーモアに富んだ面白い商材です。私も早速一着購入しましたよ!私も欲しい、と思われた方は「和具漁港日曜朝市」の会場で、または下記の記事を参考に取扱店でご購入くださいね。私からの要望を一つ。ぜひ、ジャンバーか長袖など秋冬に対応したものも作っていただけると、大変嬉しいです♪

和具日曜朝市
http://www.kanko-shima.com/html/new/060927waguasaichi/waguasaichi.html
志摩地方の方言Tシャツが帰省客らの話題に
http://iseshima.keizai.biz/headline/23/index.html

「和具弁Tシャツ」は、地元で飲食店「HA・菜・RE あじろ」(志摩市志摩町和具781、TEL 0599-85-7333)を経営する竹内康蔵さんが企画・販売するもので、地元の方言が背中部分にプリントされている。今年6月から販売し、1,000枚以上を売上げ、現在Tシャツの生産が間に合わないという。

プリントされている言葉は、「なあだれど」「のおだけやれ!」「おうほうばい」「まいこましたろか!」「しえのうでえわ」「志摩の娘とごんぼのにしめ 色は黒いが味がある」など8種類で、価格は1枚2,000円。サイズは、XS、G-M、 S、M、L、XL、XXL。Tシャツの色は、白、黒、紺、赤、黄、緑、オレンジなど10色以上を用意。また、「のおだけやれ」=「only you」、「おうほうばい」=「Best Friend」など、英訳を取り入れたデザインも人気がある。今後は、地元「布施田弁」の「ぽー」や「あじょだけやじゃ」も販売を予定。

現在は、同店とシマヤ菓子店(志摩市志摩町和具851、TEL 0599-85-0429)での店頭販売と電話での注文だけだが、今後インターネット販売も計画している。

http://iseshima.keizai.biz/headline/23/index.html

最後に、会場周辺の写真をどうぞ。